花は香り 人は何?



そんな中広間に明るい声が響いた



「クラウド



そんなに眉間にしわをよせないで



いい顔が台無しよ」



その声の主を見た王の表情がふっとやわらぐ



それによって場の空気もやわらいだ




側近はほっと安堵のため息を吐いた



彼女が来てくれれば、これ以上王のしわが増える事はないだろう



側近はその場をそっと離れる



ここから先は自分がいない方がいい



というか気まずい…



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