好きになっていいですか?
次の日
私は翔ちゃんの家の前で待ち伏せている。
がちゃっ
「いってくる…」

「…鈴那?」
「おはよ翔ちゃん」
「あ…うん…ぉはよ…どうした?」
「なんで引っ越した理由…ほんとのこと言ってくれなかったの?」
「え?だから…親の引っ越し…」
「違う…違うじゃん…」

『翔星くんは足を怪我して遠い病院じゃなきゃ、助からなかったのよ…。今は運動ができない体だけど、助かってよかったわね!』

「…誰から聞いた…?」
「お母さん…」
「おばさんかぁ…仕方ないか…。そうだよ…」
「え?」
「俺は運動ができない体だよ…」


< 21 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop