図書館>>>異世界



『反対(だ)―――!!!』


「うるさ…。めっさうるさ…!」


眠りこけてた二人をおいて図書室行ったのが、昨日。それだけでもブーイングだったのに、今日から勉強始めて、早々に決まった事を伝えたら海翔と天音からこの反応。いやー、やっぱり?


「だいたい、なんで勝手に一人でさくさく決めるんだよ!」

「酷いよ夜ちゃん…天音を置いてくなんて!
しかも二日間も…!」

「天音はいいけど、俺くらいはつれてけ!」

「なんでよ海翔!むしろ私だけでもでしょ!」

「いやいや、ありえん」


「いや、天音も海翔も無理だから。

勉強嫌いでしょーが」


『………………。』


ほらねー。二人とも見事に黙ったよね。

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