君がいれば・・・①
バッグを持って玄関に行こうとしたとき携帯がなった。



~~~~♪



「?」


シン……。



シンの名前を携帯に見て胸がトクッっと跳ねた。



「は、はい」



『おはよう セナ 起きていた?』



シンはいつものように5時に起きてジムの後プールで軽く泳いだ。



「おはよう うん、これから会社に行くの」



『そうか、気をつけてね』



「うん シン……何時に帰るの?」



『もう少ししたら空港へ向うんだ』



「そっか……」



寂しそうな瀬奈の声にシンは胸が痛くなる。




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