君がいれば・・・①
食事の用意が出来、一同はダイニングテーブルに移動した。



5日ぶりの韓国料理だった。



食べながらセナは韓国料理を好きだろうかと考える。



好きならば家の料理を是非食べさせたい。



高級料理店で食べるより実家の料理はおいしい。



******




ソウル市内の自分のマンションに戻ったシンは鍵をテーブル置くとバスルームに向かった。



結局祖父は見合いの事は何も言わなかった。



手紙はお仕置きといった所だろうか。



シャワーを浴びてバスルームから出てくると、頭をタオルで拭きながらスケジュール帳に手を伸ばす。



空いている日を探す。



やっぱりこの先2か月は空いていないか……。



大人気のシンのスケジュールが空いているわけがなかった。



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