独占★Honey
辰くんの彼女
*辰巳side*

「美亜!!」


入学して1週間ほどたった朝。



俺は相変わらず美亜が大好きで

だから、美亜に登校時間をあわせて一緒に登校している。



「なに?」


「今日からさ、部活選択期間じゃん?」

「そうなの?」


美亜は司さんとちがってけっこうぬけてるから
忘れてたんだろうな。



「そうだよ。

っで?美亜はどうすんの?」


「どうするって・・・・入らないよ。」

「えぇ!?なんで?」

「だって、司くんも入ってなかったし
別に入りたい部活もないもん!!」


じゃ、じゃあ!!!

「美亜!!サッカー部に入ってよ!」

「え~、嫌だよ。サッカーできないし。」


「マネージャーだよ。
美亜、めっちゃマネっぽいじゃん!」


ていうか・・・・

俺が一緒の部活に入ってほしいだけなんだけどね。



「ほ、ホント・・・??」


美亜はちょっとしたことですぐ顔が赤くなる。

まぁ、そこが可愛いんだけど。





「うん!!

だから、考えてみてよ。」


「わかった!」





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