独占★Honey
美亜の目から
涙がこぼれた。
「ひどいよ、みんなして・・・・
わたしの気持ちも、考えないで・・・・・。」
美亜は俺をキッと睨んだ。
こんなにキツく睨まれたのははじめてで
どうしたらいいのかわからない。
「あの、えっと・・・・
美亜・・・」
「辰くんの、馬鹿・・・・」
「え?」
「辰くんなんて・・・
大嫌い・・・・。」
え・・・・・
美亜はそのままリビングをでて
階段を駆け上がっていった。