独占★Honey



涙をこらえるために


何度も何度も瞬きを繰り返す。








「ごめんなさい。


お願い、出てって。」








美亜の声。


大好きな
可愛い
可愛い

美亜の声。








その声で聞こえてくるのは


苦しすぎる言葉。




その言葉は、紛れもなく



俺に

むけられたもの。










俺は


そのまま美亜の部屋をでた。






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