独占★Honey
慰めて
*美亜side*

あれから
何日たったかわからない。



わたしと辰くんの距離は

開く一方だ。





朝だって、別々。


今思えば、辰くんがわたしを心配してあわせていてくれてたのかな。





教室で会うけど

もともと地味キャラなわたしと
クラスの人気者タイプの辰くんじゃ

接点なんてない。




そうだよね・・・・


辰くんと幼なじみじゃなかったら

わたしたち関わることなんて絶対なかったんだ。





部活でも、必要最低限のことしか会話を交わさない。


無視されてるわけじゃないし
してるわけじゃない


でも、
辰くんは

確実に遠い存在になりつつあった。





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