悔やみ嘆く思い

やっぱり榎ちゃんと話をすることで少し気が楽になった。

どんなに辛くても明日は来る。来ないでほしいと願っても明日は必ずやってくるから。

なら、俺は一つの願いのために生きよう。

__実花を殺した犯人を殺す。

ただそれだけ。絶対に絶対に探しだして殺してやる。それだけが俺の生きる道。

間違った道だなんて百も承知だから。ただ許せねぇーんだ、犯人が。

どんなに頭を下げられたとしても俺の中に残るこの釘のようなものは犯人が死なない限り絶対なくならないんだ。


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