コーチと私の甘いオトナの秘密
優しい手つきで…何か探るようにしながらテーピングするコーチ。


改めて近くで見ると


カッコいい…。何歳かな…
25〜 6と見た!


『サポーター持ってるか?』

『はい。』


差し出した黒のサポーター。テーピングの上からはめてくれた。


『いいか。しばらく巻いてやるから、自分でも覚えろ。練習終わったら膝を見せろ』


『はい!』


練習に合流して、様子をみながら…膝に用心しながら…


リターンダッシュ10本目から、膝のこと忘れてた。


時々頭を過るものの…。何か大丈夫そう。


『レイアップだ』


コーチが手を叩いた。
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