コーチと私の甘いオトナの秘密
女子の練習がない日、男子の練習が終わるのを待って


体育教官室に戻ったコーチを捕まえた。


『疾…』


『幸太コーチ、私があんなことしたから?』


幸太コーチを教官室に押し込んで、後ろででドアを閉めた。


電気がついてない部屋は、グランドのライトに照らされるだけの 薄いオレンジに包まれていた。


『コーチ、コーチに教えて欲しい。』


『新しいコーチがいるだろ…』


幸太コーチの腕を掴もうとして…身をかわされた。


『やめろ。どうかしてるぞお前!』


コーチ、怒ってる。


電気を付けようとしたコーチの行く手を阻んだ
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