怪奇愛好家。

「まあ、そんな感じで
 その先生は嫌われ放題でした。
 牛乳嫌いの子にいたっては、
 死んでしまえとも思っていました。

 そんな恨みを持っていたけれど、
 ある日その子に悲劇がおきます。

 だいっきらいな、
 レーズンパンが出たのです。
 先生の大好物であったので、
 もちろん、残す事は許されません。

 でも嫌いな物、食べたくないじゃん。
 だから、牛乳とパンが、残りました。


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