world story
リトは少し笑い、レーナに近づく。


「よーし!!じゃあ早く世界の分裂を防がないと!」

リトはうんと背伸びする。

「ふふ…頑張って!私も頑張るから」


「ああ!ふあ〜俺眠くなってきたから寝るわ、じゃ」

「うん、おやすみ」


リトは後ろ向きでレーナに手を振りながら宿に戻る。






「…リト…世界の分裂を防ぐ頃には…」


レーナは目を閉じながら呟く。


こうして夜が明けてゆく…。


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