俺の彼女はかわいい仔犬
*   *   *   *   *
 
「んっっ」

何か大きな音で、目が開いた。


今、俺何してた??


もしかして寝てた??

体を起こすと俺の上に毛布が・・・
誰がかけてくれたのだろう。


ザーザー


雨がやむ気配はない。

気がついたら、もう6時だ。
そろそろ帰らないと。

俺がかばんの中に本をしまい、帰るしたくをしていると・・・


“ゴロゴロッッドーン”

雷だ。

凄い大きな音だったから、きっと近くに落ちたのだろう。

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