俺の彼女はかわいい仔犬
女という生き物は意味が分からない生き物だ。

今もきゃーきゃーと俺の唯一の親友、旬の周りで騒ぎまくっている。
バカじゃないか。
そんなに騒いで何になるんだ。

男は、そんなに単純ではない。
騒ぐ女など、旬が好きになるわけがないのに・・・

「春馬。おはよう。」

「ああ。」

俺の隣の席でかばんをかたずけ始める旬。

周りの女たちはみんな言う。

「何で旬君ってあんながり勉で静かな男と親友なんだろうね??」

「親友でいてあげないと怒られるんじゃない??旬君かわいそう・・・」
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