(´Д`)

“笑えよ”

“笑えねーよ”

“なんで?”

“だって”


「だって
私、死んでんじゃん…」


地面にうずくまる。


肌も触れられない。
ぬくもりも感じられない。

なにそれ
なにそれ

そんな悔しいもの
死んだ今、
知りたくなかった。

ふざけんな。
こんなの誰が
作り出した。

ばっかやろー。

仰向けになる。
空は下界とは違う。

“無”だ。

“無”の世界で
私はずっともがき
苦しんでいる。

全く意味がない。

それだったら
生きてた時のように
もがき苦しんでたほうが
もっと意味があったのかもしれない。

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