恋愛マンガに要注意!?
朋也side

あ~今日も、俺の幼馴染で俺が本気になった唯一の女南が、騒いでる・・・。
南は、昔から恋愛マンガにハマっててさんざん悩まされた・・。


今日も、南にまた怒らせるようなことを、言ってしまった・・。
幼稚すぎるだろ、俺・・・。

でも、俺がセリフ言った時の南の顔ときたら・・・。すごく、赤くなってた・・。
かわいすぎだろ・・。


でも、そんな幸せな俺の時間は、南の友達の麻里って女に壊された・・。


今、麻里と廊下にいる・・。
まず、どうして連れてこられたのかすら、分からない・。
とりあえず、聞いてみるか!


「あの~。俺に何の用かな?」
すると、麻里の口から俺が最も恐れていた言葉が、出てきた・・。
「あの~。じゃないでしょう!はっきりいって、朋也君アナタ、南のこと好きでし ょ!!」
やべ~なんでばれたんだ?俺の一番の隠し事・・。

「な、なんでかな?」とりあえず・・。
「そんなの、さっきのやり取りと、今までのことみてれば分かるわよ!!」
え、俺ってそんなに分かりやすいか?

「なぁ、麻里。南にばらさないか?」

「ばらさないわよ・・。でも、言っとくけど南は、恋愛マンガ読んでるわりに、自分の恋には、はっきりいって鈍感よ・・・。」
まぁ~確かにそうだろうな・・・。こんなに一緒にいるのに、俺の気持にはまったく気が付いてないし・・・。


 
そんな、時だった・・。
麻里が、なんかぼっそと、言ったのは・・・。
「南だって本とは、朋也が好きってこと、自分が気がついてないんですもの・・。」

まっ、俺には関係なさそうだしいっか・・。←ポジティブ
 
とりあえず、麻里に情報しゅうしゅうたのむか!!
「じゃ、麻里よろしくな!!」

「分かったわよ・・。でわ。」


「でわ、ってなんだよ・・。まじ、意味わかんね~!」
と、言いながらももうそろそろ、先生が来るので教室に戻った・・。
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