結局、きっと…好き。

だけど私にはわかる。

だってナツメくんって人をずっと見てきたから。


ナツメくんって人は気持ちいいぐらいハッキリしていて、容赦がなくて。


口で語らずともすぐ顔に表れる。


『彼女になっていいの?』って聞いた私に、もしダメだったら『調子にのるなっ!』って返ってくるはず。


しかも眉間に皺寄せて。

不快感MAXってオーラ漂わせながら。


「さぁ、どうかな?」……なんて言ったけど、否定しないってことはなっていいんだ!


私…ナツメくんの彼女になれたんだっっ!!


嬉しくて、嬉しくて…。

幸せで、最高で…。


ハラハラ…と、また涙が零れた。


そしたらナツメくんは眉を寄せて「……泣くな。ウザい」と吐き捨てるもんだから必死で泣くのを堪えた。


< 99 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop