桜の契約†転生†
そんなことを願った瞬間
黒い影が私の前をよぎった
五右衛門が咄嗟に私を庇い金髪に斬られた…
「しずくさん…諦めちゃダメだ…あいつの中の平太を…平太の記憶を完全に呼び起こすんだ…それは俺たちにしかできないんだ…」
五右衛門は微かな希望を諦めてはいなかった
こうして三人がまた時代を越えて出会えたことも神様か或いはシェラが与えたきっかけなのかもしれない
記憶を呼び起こす方法なんて私には分からないけど私は立ち上がった…
「平太!思い出して…私だよ、しずく…あなたが命を懸けて守ってくれた…お願い、思い出して!」
私は叫んだ、もう声が出なくなってもいい、あなたがまた私のために笑ってくれるなら全てを失っても構わない…