[短] 君と居た時間
病 気
「あっ、千佳じゃん♪おはよう」

私,松川乃中の中学01年の相模奈保<さがみ なほ>。

ちなみに,松川乃中はレベルがほんのちょっとだけ高いところ。

「奈保っおはよう!」

この,私に挨拶したのは,北川 千佳<きたがわ ちか>
私の最高の大親友なんだ♪

―in 教室―
「おはよー」

  「あっ奈保!おはようっ」

      「おはよ」

   「おはよ」

「ねえっ奈保ちゃんっ宿題写させてっ」

   「仕方ないなあーホラ。」

  私は,クラスメートにノートを差し出した。
     自分でいうのも何だけど,これでもクラスの人気者なんだよ?
 
    
「わあっ奈保ちゃんの字綺麗だし,助かるっありがとう!」

    「え?どれどれ?」

   クラスの皆が私の机に集まってき,ノートをじろじろ見ていく。

      ちゃんと,やるのはお母さんの為。

     ちょっと「うざい」と思うときもあるけど,優しくて気配りのあるお母さん。

        だから、心配掛けたくないんだ

  「奈保ちゃんの字綺麗っ」

          「本当だー相模って習字習ってんのー?」

     「綺麗ーっ」

  「習字は習ってないよーでも,皆ありがとう!」

     ガラガラッ

   先生が入ってきた。
  
        皆は,慌ててそれぞれの席に戻り,まるでちゃんと席に付いていたように・・・・・

「おはようございますっ。これから,HPを始めたいと思いますー」

   この女性は,藤井 洋子先生。私達のクラス1-2の新人の若い先生。
           普段は,優しいしお人よし系だけど,怒るとなるとなるで藤井先生じゃなくなるみたい・・・

      でも、とってもいい先生なんだ

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