I LOVE YOU
「ゴホッ先生…」
「はい?」
「私は…あとどのくらい生きられるんですか?」
「進行は思ってた以上に遅いけれど…今はもう寝たきりになるのも時間の問題だと思うよ…吐いてる回数も吐いてしまったものに混じってる血の量も増えてきてるからね…」
「あの…薬の量は増やせないんですか?」
「おいれいなそれはやめろ」
「私は先生に聞いてるの」
「健斗くんが言ってるように確かに無理がある。でも確かに病気の進行は一段に遅くなる。」
「じゃあ」
「でも薬が今までの倍近くの量になるんだ」
「私はそれでもいいです」
「副作用もれいなちゃんの体次第だけど…体調が悪い日は体が何も受け付けられなくて点滴での食事になってしまったり、最悪の場合一日中吐き通しになってしまったりするんだ。」
「私はそれでも健斗やひな、拓と少しでも長く一緒に生きられたらって思うと私に選択肢は一つしかないんです。」
「じゃあ後でお母さんが来たら三人で少しはなそう。今は吐いたばかりだから少し休みなさい」
「はい」