俺が恋したお嬢様



「いや〜、翔くんが娘の婿になるなんて、私は嬉しいよ」


「それはこちらの台詞ですよ。こんな可愛らしいコが息子のお嫁さんに来てくれるなんて」



……おい、何の話をしてるんだ?


嫁?婿?



「あ、あの!」


「なんだ?翔」


会話を遮るように声を発した俺に怪訝な顔つきをする親父。



「一体、何の話をしているんでしょうか?」


「何って、言わなかったか?お前は雪乃さんと婚約するんだよ」



…………はっ?


何言ってやがんだ、このクソ親父。



< 2 / 149 >

この作品をシェア

pagetop