短編作品集
ア〇パ〇〇ン?
2008年 1月9日


【7:00】
バタ臭い女の笑い声で起床、耳障りで腹が立つ。
まだ眠い。顔を洗う、顔が濡れて力が出ない。
歯は磨かない。俺には歯がないから。

【7:10】
朝食の代わりに顔にアンコを詰める。重い、嫌になる。
「パトロールに行っておいで。」俺ソックリなジジイの言葉だ。
うるせぇ~!!
俺は警察じゃねぇ!!
ただのパンなんだよ!!
「気をつけてね♪」うるせぇんだよこのバターが!!!

【7:32】
ダルいパトロールに出発。
庭ではうるせぇ~犬が喚いてる。殺すぞ畜生!!!

【8:41】
「助けて~」カレーが呼んでいる。
俺にどうしろと。

【8:45】
カレー救出。
バタ臭い女にビーフシチューを詰められたらしい。
うだつの上がらない奴だ。

【12:02】
早朝パトロール終了。帰宅。
バタ臭い女がニヤニヤしている。

【12:04】
お腹が空いた。
顔にアンコを詰める。
又顔が大きくなる。

【12:30】
皆で談話。バタ臭い女の笑い声に皆が苛つく。

【13:01】
黴菌男登場。

【13:03】
「よ~く来たなア〇パ〇〇ン」
相変わらず元気な奴だ。
「やめろ!!うさ子ちゃんを離すんだ!!」本当はどうでもいい。早くカレー来い。



続く。
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