短編作品集
ショックでショートしそうになる。
クソ~ウサギのおねえさんとのenjoy timeをかえせ~と心の中で叫ぶ!

の〇太の帰りをどれだけボコられて帰ってくるか楽しみに待つ反面、
また何か道具を出してとか言うんじゃないかとやるせない気分でいる…。

ドアが開いた。階段を上る音がした。そしていつも通り「ド〇〇〇~〇」という泣き声が聞こえての〇太が現れた。

気安く呼ぶんじゃね~呼ぶ時には様をつけろと心の奥底で叫ぶ。
の〇太はドブに落ちたらしくドロドロだった…おまけに服も破れていた。
やな予感がしたのもつかの間、抱き付いてきた!!
うわ~クセ~離れろ→死ね!
クズ!ボコるぞ!犯すぞ!

と思いながら、の〇太の世話でもらえるガソリンのことを考え、優しい声でどうしたんだと言う。

【犬に追わりぇて…ヒック…ドブに落ちた…グスン】と言った!
オラ、ちゃんと喋れよ!
拳を握りながらこらえる…
めんどいのでウンウンと適当にうなずく…。

しばらくすると、外から、〇ず〇ちゃんの声がした。の〇太に会いにきたらしい…。

チッ、オメエの目大丈夫か?こんな奴より俺の方がいけてるぞ!と思いながら、
体温が上がり、ショートしそうになる。もうとめられない。


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