Infinite Information

2. 『C』調査記録

俺は子供の時から『才能』を開花するために両親から英才教育を受けさせられた。
両親は母親と両親ともにキャリアがあった。
父親は会社の幹部。母親は社長の中で育てられた。
両親に会う日なんて一年の中で数回程度しかない。

だから、家政婦を雇い、俺は家政婦と暮らした。
家政婦は両親の指示で俺に英才教育をさせた。
俺は色々な英才教育の中でTVゲームをさせられた。
俺は遊びのつもりで始めたが、面白かった。
俺は朝も昼も夜もゲームをやり、攻略し続けた。


その時に出会ってしまった。
『infinite information』というゲームに…


このゲームの特徴はPCでードで文章を打ち、会話をするという珍しいものだった。
こんな機能とゲームの進行は意味が無いと思い、キーボードはあまり使わなかった。
そして、簡単に最終ボスまで行った。
でも………最終ボスがいない。


俺はあきらめなかった。
そのときは知らなかった。
このゲームにバグがあるなんて…
ゲームだから、必ず攻略法があると信じた。
そのときからキーボードを使い始めた。
そして、あることを知った。会話が成り立つということだった。
ゲームなんてAIが一定のことしか話さないのが一般的なのになぜかこのゲームは会話ができた。


俺はそれを知り、興味がわいた。
外で遊ぶこともせずに毎日ゲームをし続けた。
あまりにはまりすぎたため、現実と仮想の区別ができないほどに………
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