Infinite Information
部屋に戻り、考えた。


『C』と『学校』………


俺は『C』を選択した。
糞親父の頼みだから動くんじゃない。
俺は俺の意志で選択したんだ。
伊藤に連絡をした。
俺がすぐに会いたいと話したら、学校の校門で待っていると言われた。
俺は学校に向かう前に契約書をPCで作った。




―――私立青竜学園校門
学校に着くと伊藤がいた。
俺は『契約書』を伊藤に渡した。
内容は簡単なものだ。


『一つの仕事の報酬として二百万を貰う』
『必要な物品は提供する』
その代わり
『仕事で得た情報は伊藤に全て報告する』
『『infinite information』をクリアする』


伊藤は契約書にサインをした。
契約書にサインをしてもらってから、俺はすぐにパスポートの発行と通信機を頼んだ。
伊藤は三時間ほしいと言った。
『三時間後に学校で会おう』と言い別れた。
俺は家に帰り、必要なものを最低限に持ち、家を出た。
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