～よくばりなお・姫・様～

あれ？なんで？

　～次の日～

とうとうこれで・・・
王女様の願い事が叶った・・・
私はこれでいいんんだ・・・
なのにどうして！？
涙が止まらないんだ！
こんな顔じゃ王女様に見せられない！！！

「クックク
良くやったな・・・・
これで世界は私のものだ」



～東北にある村では～

「なあ、聞いたか？？西の国の
お姫様が殺されたって・・・」

「ああ、知ってる・・・
たぶんあいつじゃないか？」

「そうだよな」

本当に許さない・・・
世界があいつのものになったらー・・・

「みなの者！！
良く聞け！！！
北の国の王女を憎んでる奴はここに
残れ！！」

「あいつを憎まない奴なんているか！！」

「よし、じゃあ、
我々の村の人数が少ない・・・
だが、他の国はあいつを憎んでいる！！！
だから、あいつの首を取ろうではないか！！！」

「ですが・・・
どこの国と組むんですか？」

「南の国と東の国だ・・・
もう、話はつけている！！！
明日には北の国へと行ける準備を
しとけ！！」