(禁断)瞳を閉じて。【完】



翌日から、私は前にクラスの子に誘われてた、居酒屋でバイトを始めた。

一先ずは夏休み中の週6日で、17時から23時の6時間。

休みの日は、部屋に引きこもって勉強。

空兄を避ける為でもある。

でも、息抜きにもなると思ったからだ。



「はい!海ちゃんビール二つ出来たよ」



「ありがとー」



バイト仲間とも仲良くしてる。

店長もよくしてくれてて、私には申し分のない場所。

遥には「いつまで逃げんの!!」って、毎日のように、怒られてるけど…。

でも、他にどうしたら良いかわからない。
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