新撰組の姫君 〜もしもの世界・斎藤一編〜
ハチャメチャとはまさに…
ー奏sideー

混乱が収まらない皆さん。

「だぁぁぁぁ、本当に落ち着きがねぇ奴等だな。ガキじゃあるめぇちったぁ落ち着け」

「一番うるさいのは土方さんですけどね」

…副長さんと沖田さんは同類で2人してうるさいような…

「歳も総司も遊んでいる場合じゃないだろう?奏君の今後に着いて決めるのが先ではないか?」

先ほどからでは考えられない威厳を出して局長さんが2人に声をかける。

意外にも2人がすぐに黙ってしまう。

局長さんが2人の弱点のようだ。

「斎藤、道場の様子はどうだったんだ?」

落ち着いた副長さんが斎藤さんに話をふる。

「…恐らく生活するのは厳しいかと思います。」

斎藤さんがたんたんと話をする。斎藤さん曰く、損傷は問題ないが鉄の匂いが凄く、道場を再開するには無理がある、らしい。

「だったら仲間にしちゃえば良いじゃん。」

藤堂さんがなんでも無いことのように言い、原田さんと永倉さんが頷いている。

「はぁ…ここは女人禁止だろうが」

副長さんがため息を着いてから3人に説明をしている。

…私どうなるんだろう?
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