君への想い



お互いの家が見えてきたころ…



慎ちゃんは突然止まった。



『…………晴歌…ずっと俺の傍にいてくれよ…』




そう言ってまた私を抱きしめた。




『…アイツのところになんて………いくなよ…』




「…うん……」




それを確かめ慎ちゃんは私にキスをした。




慎ちゃん…
私…慎ちゃんのこと……不安にしてるの??


大丈夫だよ…



そう言いたかったけどなぜか声がでなかった…







< 34 / 351 >

この作品をシェア

pagetop