同居の秘密。【完】



「翔君!起きて!」


朝、あのお気に入りのワンピースに着替え、気持ち良さそうに寝ている翔君を揺さぶり起こす。


眠そうに目を擦りながら起き上がる翔君。


…前髪、寝癖。


「もう8時だよ~」

「…まだ8時だろ。何でこんなに早く…」

「遊園地は早く行かないと混むんです!早くご飯食べて用意して!」


翔君の腕を引っ張り、ベットから引きずり下ろす。


それでやっと立ってくれた。


思わず笑みが溢れる。


 
< 182 / 544 >

この作品をシェア

pagetop