同居の秘密。【完】
「はる!はる!」
梨理はキャ~、と叫びながら波留さんの足に抱きついた。
梨理は波留さんのことも大好き。
…将来、面食いになるのではないかと心配になる。
笑顔で抱きつく梨理に波留さんは梨理をひょいっと持ち上げた。
またそれに足をバタバタさせ、喜びを表す梨理。
「梨理今日も元気だな」
「うん!」
──波留さんは私の前だけ出していた“本当の姿”を翔君の前でも出すようになった。
私にとってそれは凄い嬉しいこと。