秘密のMelo♪y②*パリ編*
「かっくん!!」
後姿をちらっと見ただけだったけど、間違いない。
絶対かっくんだ!
確信をもって、慌てて追いかける。
「かっく……」
あ…れ…。
ど、どこ行った?
きょろきょろあたりを見回しても人はいない。
あるのは階段一つ……階段?
「……」
…ま、そういうことだよね。
階段、降りたんだよね。
「この下……何があるんだろ」
呟きながら、ゆっくりゆっくり降りて行く。
この階段妙に急なんだもん。
手すりにしがみついて慎重に降りていると。
「真裕……!?」
え…?