『好き』の二文字だけで
つらい気持ちをおさえ

アタシは佐奈実にバイバイを言って

一歩一歩あるきながら

家にかえった。

途中で
平林をみかけた

平林はアタシにきずかないで

歩きながら

ケータイをしていた。

平林をしずかに見つめながら

謝りそして

ありがとうと言った。

ホントは
まだこうたが忘れられそうにない。

まだ

こうたが好きだ。

変なのって

ゆうかもしんないけど
そんなふうにゆう人には

わからないんだよ。

こんなに人を好きになって
みれば

アタシのように

好きで好きで仕方なくなるから。

あぁー。

なんでかなぁ。


人の運命って
わかんない。

アタシはこうたをすきに
なる運命だったのかなぁ。

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