溺れていく
『牧野先生、最後まで否定しなかったんだ。ただお前をかばうばっかで、今思えば立派な教師だった。』

『……。』

『俺なら自分をすぐにかばって、何もなかった事にする。なのに渡辺の将来を考えて全部自分の責任にした。』

『それで、牧野先生は?』

『それを聞いてどうする?謝りに行くのか?礼を言いに行くのか?止めとけ。こうやって立派に教師目指してるんだから、今さらだ。』


つくづく自分が嫌になった、
あんたの嘘で、
今の自分がある事、

これが現実で、

でも、
これで良かった、そう思える日がくるまで、
俺はあんたを忘れない、





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