LOVEらいふ
「「お願いします!」」
俺は今、雨宮と2人で三上にミスコンに出てくれるように頼んでいる。
2人して『お願いします!』と大声で叫んでいる俺達に、クラス中が注目している。
三上はとゆうと、シャーペン片手に困ったような顔をしている。
「あの、ミスコン出てもらえないかな!?
亜矢が出れなくなっちゃったの!!
お願い!!」
「三上、頼む!!」
隣で必死に頭を下げている雨宮を見て、俺も頭を下げた。
「で…でも…、あたしなんか全然かわいくないし…地味だし…そんな…ミスコンなんて出れません…」
なんだ、そのネガティブ発言は。
三上、自覚ないのか…?
「そんな事ない!
めちゃくちゃかわいいよ!!
ねぇ?神谷くん!」
「あ、あぁ!」
亜矢以外にかわいいなんて言いたくないが、今回はしょうがない。
「ほら!
だから、ね?お願い!!」
「…で、でも…そんな…」
まだ1人で何か言っている三上に、もう1度2人で頭を下げた。
「「お願いします!」」
「え…じゃ、じゃあ…出るから…頭上げてください…」
その言葉が聞こえた瞬間、2人して
「「まじで!?」」
と叫んでしまった。