LOVEらいふ

あぁ、もうダメだ。
これは行くしかない…。

この2人、行く気満々だし。







――――

「うわ、超さむーい!!」


早紀が、真冬の海を眺めながら言った。


「当たり前じゃんかぁ!冬なんだもん」



「わかってるわよー!」


「で?海来てなにすんの?
つか、まじ寒いんだけど。
俺帰りてぇ」



光輝が不機嫌丸出しの顔でそう言った。


「あたしも。
海って、夏に来るもんでしょ?」

どうせ、する事ないんだし!
本当、帰りたい…。


「まぁまぁ2人とも!そんな怒んなって!!
冬の海もたまにはいいだろ!?」


「「ぜんぜん」」


夏だったら、すごいはしゃいでたのにね。







< 297 / 312 >

この作品をシェア

pagetop