【続】君と私の距離〜それぞれの3年間〜(仮)
「私ね英語の先生に
なりたいんだ


と言っても学校の
ってよりはもっと小さい
子供たちに教える
英会話の先生って言う
方が相応しいかもだけど」


「えー初めて聞いた!」


目をまんまるくしている
美帆にニヤニヤしながら
私は続ける


「私のお父さん
外資の仕事してるじゃない?

だからよく海外に
出張したり
外国人の部下が家に
来たりしてて


私も夏休みとかは
ママたちと一緒に出張に
くっついて行ったりしてて
英語には小さい時から
触れてたんだ」



「あー!!
確かに!愛理は英語
だけは得意だもんね笑」


「英語だけは余計!


じゃなくて笑
で、日本人って英語が
苦手な人多いでしょ?


だから子供の内から
英語って楽しいんだよー
って伝えられたら
もっと英語に対しての
考え方が変わるのかな
と思ってさ」
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