hair salon 『K』
「…多分、二人きり。」


「…それって、デートってことだろ?」


デート…?


「デートなわけないよ!!」

デートじゃない。

それだけは断言できる。


だって、黒田さんは私の気持ちを知っていて…。


それに黒田さんは恋よりも仕事!!の仕事人間だ。


「…けど」


「黒田さんは仕事人間だってこと、涼太だって知ってるはずでしょ?」


私がそう言うと涼太は確かに、と言った。


「じゃあ私帰るね。おやすみ」


「…ああ、おやすみ」

私はマンションへと足を踏み入れた。


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