Perfume〜時の調香師〜
森に戻りすぐに…


「なんで?なんでドロシーがいんの?」


そこにはドロシーがいた


「あのカエルの王子さがしてんの!」


「ウィルヘルムなら元に戻ったよ」


「ぇえ?戻ったの〜なぁ〜んだ」


ドロシーは驚いていたし、残念がっていた


「ここだけの話〜キスしなくとも一週間すれば元に戻るのよー」


「そう……はぃ?」


ドロシーの話では魔法は効き目期間があるらしい。俺とウィルヘルムははめられた……


「じやぁ帰るわぁ〜」


ドロシーは用がなくなったので、帰ろうとホウキに乗ろうとした瞬間


バキッ―


「ぐわぁッッ…!!」


俺はホウキの先で吹っ飛ばされた……かなり痛い


「あら…ごめんなさいって、気絶しちゃった?」


俺は気絶してしまった。




「んっ………?」


気がつくとベットの上だったが、殴られた顔はリアルに痛い


「ドロシーめ…みてろよ!!」


そんなことを言いつつ、新しい友達ができた


「また逢えるかな。ウィルヘルム」


そしてもう一度寝た



ル ルワ デュヌ グルヌイユ
【蛙の王様】 おわり
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