ホスト教師

幸せな未来

菜々子が3年生になり、クラスはそのままで、担任も俺。





菜々子とは毎日一緒に登校しているが、全く噂にはなっていない。





理事長のはからいなのかは、分からないまま。





菜々子は希望大学を一つに絞り、受験勉強を必死にしている。





菜々子は小学校の音楽の先生を目指している。





俺は菜々子の夢を叶えさせてやりたくて、でも俺何も出来ないでいた。





純平と凪沙は別の大学を選び、二人の交際は終わっていた。





ある日の昼休み、俺は純平に屋上に呼び出された。





「純平なんなんだよ、こんなとこに呼びだして。」





「綺羅先生、菜々子と一緒に住んでるって本当?」





「あぁ本当だけど、それがどうかしたか。」





「どういうつもりなんだよ。」






そう怒鳴り俺の胸ぐらを掴む純平。










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