ホスト教師

姫華

家の前で菜々子はしゃぎまくり、「綺羅先生の家お城みたいだね。綺羅先生に似合ってる。」





この家も姫華の趣味、まぁ菜々子がそんなに喜んでくれるなら、悪くはないな。




広い庭には花が一杯咲いている。





玄関まての道のりも花で出来たアーチを、くぐらなければならない。





「綺羅先生おとぎの国みたい、あ、誰かいるよ。」





玄関の前に姫華が真っ白なドレスを着て立っていた。




「綺羅先生お姫さまがいる。」





そのお姫さまが俺の母親の姫華なんだよ。





今日のドレスまるで花嫁だ、頭にはティアラ乗せてるし、親父なんとかしてくれよ。





菜々子走ると転ぶぞ。










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