ホスト教師
★★★

菜々子の姉

次の日姫華は菜々子を連れて買い物に行き、俺は運転手を頼まれた。





姫華の買い物好きは今始まった事ではない。





通販で買った物が使われずに、物置で眠っている。





「菜々子さんに洋服買ってあげたいけど、無理みたいね。だからネックレスにしたのよ。今日の記念に。」




菜々子が嬉しいなら俺はいい。





3人で昼食を済ませ、菜々子の姉が待っている場所まで急いだ。





「菜々子の姉さんは教師をしてるんだよな。どんな感じの人?」





「私の憧れの人、兄も優秀だけど冷たい感じがする。姉だけが私に優しいんです。綺羅先生見たら驚きますよ、超美人だから。」





菜々子おまえだって、中々の美人だぞ。





「姉さんは彼氏とかいないのか?そんな美人ならいるだろうな。」





「う〜んどうかな?好きな人はいるみたいだけど。」




「綺羅先生あの車です。」





菜々子が指差す車から下りて来た女に、見覚えがあった。










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