ホスト教師
嫌われても仕方ないと思うが、挨拶ぐらいはしてくれよ。





無視されるのはかなりへこむ。





廊下で菜々子とすれ違う時、俺は勇気を出して声をかけてみた。





「菜々子おはよう。」





「………………………………。」





「おい、菜々子無視はやめろ!」





思わず菜々子の腕を掴んでしまう。





又涙目で俺を睨む。





俺は菜々子を、無理矢理教官室に連れ込んだ。





暴れる菜々子を壁に押し付けた。





「暴力教師。」





「そうだよ俺は暴力教師だ。暴力教師で何が悪い。」




「離してホスト教師!」





「そうだ元ホストで何が悪い。」





「元ホストの暴力教師!」





おまえなぁ、そんなに俺が嫌いか、俺かなり辛いんだけど。










< 92 / 128 >

この作品をシェア

pagetop