求める者
「僕はずっと我慢してたんですよ芽維。君に魅力がないわけない…君の全てに…その涙にさえ僕は欲情してしまう…」
「有紀?」
有紀は私の右手にゆっくりとくちづけをして…そして抱きしめてくれた
有紀のいいにおい…大好き…
「君から求めてきたんだ…だからもう僕は我慢しないよ?」
「ゆ、有紀…苦しいよっ」
痛いくらいにギュッと抱きしめられてベットに連れ戻される…
なんだかいつもの有紀じゃないみたい…