19番目の彼氏
けど敬太はあたしの声なのか聞こえない様。
むしろ、さっきより掴む強さが強くなっている。
痛い……。
「…痛いっ、離して!!」
そう言ったのに、あたしの腕をぐいっと引っ張った。
今、あたしは壁に手首を押さえ付けられている。
「…いやっ!やめてっ!!」
敬太はあたしの手首を一つにまとめて顔を近づけてきた。
やだ…このままだと、こいつに無理矢理キスされる…。
…そんなの嫌…!
だから嫌いなんだ。
男なんて。
女の事を何だと思ってんの!?
「…やめて…」
「…何で美羽…?」
敬太との距離は約2cm。
…こいつの吐息がかかって気持ち悪い。
「…美羽…」
段々と近づいてくる敬太の顔。
……やめて…。
…気持ち悪い。
…気持ち悪い。
…気持ち悪いっ!
「…やめてーーーーっ!!!」
あたしは目をギュッとつぶった
―ドカッ
響き渡る鈍い音。
むしろ、さっきより掴む強さが強くなっている。
痛い……。
「…痛いっ、離して!!」
そう言ったのに、あたしの腕をぐいっと引っ張った。
今、あたしは壁に手首を押さえ付けられている。
「…いやっ!やめてっ!!」
敬太はあたしの手首を一つにまとめて顔を近づけてきた。
やだ…このままだと、こいつに無理矢理キスされる…。
…そんなの嫌…!
だから嫌いなんだ。
男なんて。
女の事を何だと思ってんの!?
「…やめて…」
「…何で美羽…?」
敬太との距離は約2cm。
…こいつの吐息がかかって気持ち悪い。
「…美羽…」
段々と近づいてくる敬太の顔。
……やめて…。
…気持ち悪い。
…気持ち悪い。
…気持ち悪いっ!
「…やめてーーーーっ!!!」
あたしは目をギュッとつぶった
―ドカッ
響き渡る鈍い音。