youthful days~男女7人青春物語~
1人で幸せな気分になっている光に、
「光、クリームがついてる」

チュッと、一瞬だけ頬に唇が触れた。

唇…?

「えっ、えーっ!?」

ビックリしている光に、
「何だよ」

永田は不思議そうな顔をした。

「だって、今、ほっぺに…」

もはや、何を言っているのか自分でもよくわからない。

そんな光に、ククッと永田が笑った。

「どんだけ純情なんだよ」

「…だって、初めてだったから」

つきあって、早4ヶ月が経っている。
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