My Little Girl(加筆修正中)



「気になるか?」

振り向くと浅野先輩がいた。

「先輩まで謙介と同じ事言うんですね」

「ハハハ…お前ら見てたら面白いからな」

「……」

「ハハハ…」

俺らは、おもちゃか!

「何してるんですか?楽しそうですね」

アズが側に来た。

「亜澄ちゃん、南先生と親しいの?」

浅野先輩が、ズバッと。

「えっ、 うちの副担ですよ。それと去年、南先生教育実習でうちの中学に…その時うちのクラスの受け持ちだったんです。まさか此処で会うとは思わなかったです。大原君と2人驚いちゃいました」

…俺、聞いてないし。

「ふーん、そうだったんだ。南先生イケメンだからモテたろうな」

「今でもモテてますよ。女子がハートの目して見てますもん」

アズがニッコリ。

「ハハハ…亜澄ちゃんもハートか?」

浅野先輩!

俺を横目で見ながら聞いている。

なんちゅう先輩だ!

「何言ってんですか。私がハートマークで見るのは奏ちゃんだけです、はい!」

アズ…そんなこと宣言すんな。

「ハハハ…」

「先輩?」

「アズ…お前なぁ」

「へっ?」

キョトンとしてる。

今、何を言ったか自覚なしだな。

はぁ~



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