期間限定恋愛
「茉莉香~!可愛いよぉ」
花火大会当日。
器用なさつきに
髪とメイクをお願いして
お母さんに頼んで浴衣を着た。
「馬子にも衣装ねっ!」
「ちょ!お母さん!」
お母さんとさつきは2人で
ニヤツきながら
「これなら、聡くんも…」
なんて言っていて、
私は案の定
顔を真っ赤にさせた。
「じゃ!
お母さんは
買い物行ってくるから、
茉莉香はいってらっしゃい。
大雅とさつきちゃんはお留守番よろしく~。」
ヒラヒラ手を振って出て行ったお母さん。
っあ、
ついでに大雅は
私のお兄ちゃんで
さつきの彼氏でもある。
「茉莉香…本当にいいの?」
さつきが渋い顔して
口を開いた。